【観相学】観相学の実践~烏龍茶とホットコーヒーどちらを出すのが良い?~

【観相学】観相学の実践~烏龍茶とホットコーヒーどちらを出すのが良い?~

こんにちは、占い師けんけんです!
今回は、実際の鑑定で使用している観相学の実践の解説です!

占い師だけでなく、接客業や採用担当の方にとっても参考になる内容になっていますのでぜひ見ていってください。

▼元動画

『なぜ占い師はアイス烏龍茶よりホットコーヒーを相談者に出した方がいいのか?』観相学の仕掛けを暴露!

はじめに

けんけん
もし、みなさんが占い師だとして想像してみてください。
占いに来た相談者に、どちらの飲み物を出しますか?

けんにゃん
少し時間をとって考えてみてください!
実はこれ、
観相学的には、ホットコーヒーの方が良いのです。
なぜホットコーヒーの方が良いかは、次の章で解説いたしますが、まずはこの記事・動画を作った意図についてです。
私が観相師として、非オカルトを謳い、観相学をメインに占断していますが、その一方で
観相学ってどんな利用方法がありますか?
観相学って難しそう
といった意見も多くいただきます。
もちろん、観相学を活用できるようになるためには、毎日毎日・何年も練習が必要ですし、簡単なものではないです。
ですが、漠然と「難しそう」と思い、ピンと来ていない方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、私が普段の鑑定で実践している観相学を種明かししていきながら、
「あ、観相学ってそういうふうに使うんだ!」
とイメージが付けられるよう解説していきます!

ホットコーヒーから見られること

なぜホットコーヒーの方が良いのか?

これは占い師だけでなく、接客業をしている方にも活用していただけるのではないかと思います。

「お客さんに何の飲み物を出すか」
は実際は、価格だったり、季節だったりに影響されますが、観相学的にはホットコーヒーの方が良いのです。

なぜ良いかというと、

工程数が多いからです。

ホットコーヒーの工程数

工数が多い=相手を判断するための観相学の材料が増える

ということになります。

アイス烏龍茶の場合、「飲む」という行為だけの1工程です。
もしストローがあたっとしても、「ストローをさす」という工程がもう1つ増えるのみです。

ですが、ホットコーヒーの場合は工程数が増えます。

ホットコーヒーから見られること
砂糖を入れるのかどうか
砂糖の入れ方
砂糖をどのくらい入れるのか
ミルクを入れるかどうか
ミルクの入れ方
ミルクをどのくらい入れるのか
砂糖とミルクのどちらを先に入れるのか
飲み方 (熱いまま飲む/冷ましてから飲む)
特に、砂糖は、市販のスティックシュガーを使っていますが、その袋をどのように破くかも確認しています。
上記のように、ホットコーヒーの飲み方一つをとっても、観相学で見られることが多いのです。

鑑定で実践している観相学

上記は飲み物での実践でしたが、他の観点からも、より深く見ています。

事務所に来るとき

私の事務所の構造上、エレベータが無く階段なのですが、階段を上るときの足音が聞こえてきます。
そして、相談者の方がノックしたり、「すみません」と言ったりしてからドアを開けます。

こういった動作からも見られるポイントがあります。

観相学で見るポイント①
どのように階段を上ってくるか(足音・ペースなど)
先にノックと声かけどちらをするのか
ノックは何回するのか
どのくらいの強さでドアを叩くのか
どのように声をかけてくるのか(口調・トーン・言葉遣い・大きさなど)

ドアから机に座るまで

ドアを開けてから鑑定の机に座ってもらうために、10歩ほど歩く必要があるので、その間に相談者の様子を見ます。

観相学で見るポイント②
容姿
身に着けているもの(アクセサリー・カバンなど)
歩き方

鑑定前の世間話

鑑定に入る前にも情報が欲しいので、先に解説しました通り、ホットコーヒーを出しています。
常連の相談者さんであればいきなり鑑定に入りますが、新規の相談者の場合は、鑑定の本題に入る前にも世間話をします。

世間話+鑑定に必要な情報として、下記をお聞きしています。

名前
生年月日
趣味
家族構成
職業
今までしてきたこと
など

これは、観相学の下調べ兼、初めて会う方なので少しでも緊張をほぐしてもらいたいという狙いもあります。

そして、話の内容ですが、相手の答えについては50%ほどしか意識しておりません。
残りは、相手の所作を見ています。

観相学で見るポイント③
話しているときの目線
話し方(スピード・つまり・声の大きさ)
身振り手振り
私にすべて正直に話してくださる方もいれば、すべてを話さなかったり、嘘をついている方もいらっしゃいます。
その場合はなぜ嘘をついているのか、どのような背景があるのか、も見抜いていきます。
このあたりで、相手の方の性格がだいぶ見えてきます。
これは、接客や採用面接と共通しますが、あまりこちらが前のめりになりすぎると相手も身構えてしまいますので、自然に雑談のようなリラックスした雰囲気で聞きながら、相手の所作や話し方を見ていくのがポイントです。

新規の若い女性の相談者が来た場合

新規で若い女性の方が相談者で来た場合、特に見てもらいたいところがあります。

それは、手首です。

これは、占い師あるあるなのですが、占いに来るお客さんは、いわゆるメンヘラの方もいらっしゃいます。
そのような方は、リストカットの痕がある場合もありますので、見るようにしています。

リストカット痕があるような人は、見せたくないので傷口を隠すような素振りをします。

余談ですが、似たようなパターンで、薬物をしている場合は、注射痕の部分を触る癖がある人もいます。

このように、無意識のクセでこちらに気づかせてくれるパターンもありますので、占い師であれば、自然に息をするように見抜けるようにならないといけませんし、接客業や採用面接をしている方にも参考にしてほしいと思います。

最後に

上記で解説してきました通り、鑑定を始める前段階で見ることができるポイントが多くあります。

むしろ、鑑定に入る前の時点で、すでに相談者のことがほぼわかっている状態なのです。

私は、今まで本当に数多の占術を勉強してきました。
その中で、相談・鑑定に最も役に立ち、相談者を理解・見抜くことができる方法は

断トツで「観相学」

だと認識しております。

ただ、観相学は唯一弱点があります。
それは、ある程度の素材・材料がないと占断ができない、という点です。

ですので、飲み物をには何を出すか、どのような話し方するか、どのような容姿か、など、本題の鑑定に入る前に様々な材料を得るようにしているのです。

「そこまでしないといけないのか」
と思われるかもしれませんが、相談者は高いお金を払ってわざわざ自分の所まで鑑定に来てくださっています。

時間・労力・手間・お金の分は、占い師側も最大限お返ししないと、プロと名乗ってはいけません。

遠方から鑑定のためだけにわざわざ来てくださる方もいますし、名のある有名人や、すでに地位を確立された方々も来ていただくこともあります。

それに応えるためには相手を完璧に知る必要があります。
相手の言動がわかるからこそ、相手の成功への道順を示すことが可能になります。

この辺りは、占い師でなくても、接客業・採用面接をしている方にも共通していると思いますので、ぜひ参考にしてみてください!

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