【暴露】タロットの真実を話します
こんにちは、占い師けんけんです!
今回は、よく質問でいただく「タロットカードってどうなの?」に対する解説です。
YouTube『占い師けんけんTV』では、トラストリテラシーを高め運気を上げるための情報を発信しています。
こちらの記事では
『タロットの真実を話します【暴露】』
の内容をご紹介します。
▼元の動画
はじめに
けんけんTVが始まって以来、コメント欄・質問フォーム・Instagram質問コーナーにて、
「タロットは当たるんですか?」
という質問がきます。
しかし、あまりにも質問を多くいただくのと、タロットカードを使用してあまりにもいい加減なことを伝えている動画もあると聞いたので、ちゃんと真実を語っていこうと思います。タロットに関する質問やコメントを多くいただいておりますが、いくつかピックアップしてご紹介します。
逮捕されればいいのに。
普通に燃えるゴミでいいでしょうか?
fa-check-circleタロットカードが本当に当たるのか知りたい
fa-check-circleタロットカード占いの仕組みを知りたい
タロットカード・タロット占いってそもそも何?
●占いの種類について
まず占いというのは、一般的に3種類に区分を分けています。
(めい・ぼく・そう)
●タロットカードについて
タロットカードは78枚1組が最も一般的です。
その内訳は
・<ワンド・カップ・ソード・ペンタクル>の4つのエレメントごとにエース(1)~10までの数
・4枚のコートカードと呼ばれる札によって構成された56枚の小アルカナと22枚の大アルカナ
に分けられますhttps://tsukikagejin.com/tarot-type-constitution/より引用
つまり、この78枚ものカードを使用して、出た絵を使ってリーディングする占い方法です。
占い師けんけんとタロットカード占いの関係
私、占い師けんけんは、タロットカードを使った占いはしません。
では、タロットカードを持っていないのか、というとそうではありません。
タロットカードにも色々種類があるので、20種類以上は持っていますし、タロットカード関連の書籍は、この記事を読んでいる誰よりも持っている自信があります。
海外でしか出版されていないものも取り寄せて購入しました。
タロットに限らず、占い関連・都市伝説・オカルト系など、買いまくってちゃんを目を通しています。
そうしないと、その分野を語ることができないからです。
タロット占いをしない=タロットの知識が無い、というわけではないことを皆さんにも知っておいてもらえると嬉しいです。
タロットカード占いのやり方と正体について
タロットカード占いとは、偶然出てきたカードを解釈してアドバイスを授けるものです。
現在、心理学後進国の日本では、まだまだカウンセラーにかかることが恥ずかしい、隠すべき行為と思われる傾向にあります。また、知人・友人に悩みの内容を知られたくないときに、一種の娯楽性と敷居の低さから、気軽に人生相談できることが占いの一つの役目です。
なので、タロット占い師に本来求められるべき資質は、未来を当てられる能力だけではなく、相談者が求めているアドバイスができるかどうかです。
そもそも、タロットカードに限らず、未来を知る方法なんて存在しません。
では、タロットカードが「当たる」とはどういうことを指すのでしょうか?
タロットカードは78枚のカードがあり、それぞれに意味がありますが、決して1枚につき1つの意味、というわけではありません。ここがミソです。言い方を変えれば、かなり卑怯なんです。
例えば「DEATH/死神」というカードを見てみましょう。
文字通り「死」という意味だけでなく、
・「アクシデント」「損失」→ネガティブワード
・「古きを捨て新しきを取り入れる」→ポジティブワード
など意味に幅があります。
あとは相手の相談に合わせて解釈するだけです。
要するに、「当てる」のではなく「当てはめ」にいくのです。
占い師はそれらの解釈と、様々な心理テクニックを使います。例えば、
また、こういったストックスピールのいくつかを「あなたの診断結果です」と提示すると、多くの人は、当たっている・正しい、と思い込むことも心理学の実験では証明されています。
これが「バーナム効果」です。
バーナム効果とは?【悪用厳禁】誰でも占い師になれる4つの秘密
当てはまる内容が多いはずです。
なぜ、このような現象が起こるかというと、心理学的に漠然とした情報を聞いたときに、自分のことに置き換えて情報を理解しようとする、という特性が人間の心理にあることがわかっています。
人は他人の話を自分に当てはめながら聞いているのです。
また、あいまいな情報、中途半端な情報を人の心は嫌うので、勝手に自分の体験や知識から補完してしまう特性もあります。結果、占い師が相談者の心の中を当てているのではなく、相談者は自分から占い師の解釈に当たりにいってしまうのです。
このように、誰にでも当てはまるようなことを提示ながら情報引き出していく手法を「コールドリーディング」といいます。なので、タロット占いが当たるかどうかでいえば、当てようとする占い師は当たりません。
解釈する占い師はそこそこ当たるように感じます。
そして、相談者に解釈させる占い師は100%当たります。
タロットカードについてまとめ
タロット占いは非常に簡単です。
実際に、小野十傳著の『占いで副業月10万円―年収5千万円を稼ぐ秘策』という本にも「タロット占いはすぐに誰にでも覚えられて簡単だ」と書いてあります。
また、私の知り合いに、スーパー営業マンS氏がいます。彼は営業の天才と呼ばれるほどそのトークでものを売ります。彼にかかれば、その辺の石ころでも売れると豪語するレベルです。
私が某イベントの前に2時間くらいタロット占いを教えたんですね。そして、そのイベントでこのS氏を「占い師けんけんの一番弟子の敏腕占い師」としてドッキリで、約10名の女性をタロットカードで占いさせました。すると、その全員がS氏のことを「今まで占ってもらった中で最高の占い師だ!すごすぎる!」という評価でした。もちろん最後にはタネ明かしはしましたが。
だからこそ私は使用しないのです。
良い悪いの二元論ではなく、私は使わない、という話です。
タロットカードを使う占い師も多いですが、タロットカードでも他の占い方法でも、その占い師がちゃんとしたアドバイスをくれるかどうかが大事です。
さらに心理学的に見ると、人は自分の思ったことしかできません。いくら適切なアドバイスでも相談者さんが「欲しい」と思っていなければ意味がありません。
適切なアドバイスをその人が欲する形であげられるかどうかで占い師を選ぶべきです。