【観相学】普段の状態を観よう!
こんにちは、占い師けんけんです!
今回は観相学で相手を見抜くために「普段の状態を観る」ことの重要性を解説していきます。
YouTube『占い師けんけんTV』では、トラストリテラシーを高め運気を上げるための情報を発信しています。
こちらの記事では
『普段の状態を観ないといけない!【観相学を学ぶ第八回】【観029】』
の内容をご紹介します。
▼元の動画
はじめに
観相学についてYouTubeを中心に発信していますが、いまだにこのような質問をいただきます。
芸能人の〇〇さんを一目見たらわかりますか?
この顔の人はヤバイですか?
歴史上の人物の△△ってどうですか?
といった質問やコメントがいまだに多く寄せられます。
観相学については、何度も何度も繰り返しお伝えしてきているのですが、
観相学=顔面のみ=面相のみで判断できる、と思っている人が大勢いらっしゃるのです。
こういったコメントが日々来続けているとうことは、私の観相学の説明が伝わっていない、ということでしょう。
今回は、人の観察方法を中心に間違いを正していきます。
どこを観るのか-一目で占断するわけではない
常日頃からお伝えしているのですが、顔だけを観て占断しているわけではありません。
顔以外にも、服装・所作・声など無数に観る箇所があり、それらを全部観て占断しています。
どういう部分を観るべきかについては、こちらの動画もご覧ください。
そして、一番勘違いされていて正したいのが
一目で観て占断するわけでない
ということです。
一目で観てすべてがわかったら、それはもうエスパーか神様です。
一目観るだけで判断するのは「面相学」です。
確かに、面相を観ただけでわかるレベルの人も存在しています。
しかし、面相だけで占断するのは、確度がかなり低くなります。
観相学は、人と出会って瞬時に占断する学問ではなく、相手と話したり、ご飯を食べたりするなど、時間をかけて証拠・根拠のロジックブロックを重ねていく学問です。
そのため、瞬時に相手を判断できなくても良いのです。
日常生活の中で「この人のことを瞬時に判断して付き合わないといけない!」というシチュエーションはそうそうないはずです。
例えば、新しい会社に入社した、合コンに参加した、友人の紹介で知り合ったなど、付き合いの中で時間をかけて人間像を絞っていけば問題ありません。
詐欺にあって大金をとられました。
騙されないような人間になりたいです。
と言った悩み相談やコメントをよくいただきます。
この騙されてしまったパターンのほとんどが、善人を装った詐欺師に出会い、時間をかけて関係を構築していき、ある程度信頼関係ができたところで騙されてしまったものです。
なので、その構築期間中に相手の素性・正体・本心が見抜ければ問題ないのです。
20年以上観相師をしている私でも、一瞬で相手を見抜くことは相当難しいです。
観相学を完璧にマスターしていんたくても「時間をかけて相手を判断する」という環境下であれば、ポイントを押さえていれば、実はそこまで難しくないのです。
焦って急いで相手のことを見る必要は無いのです。
どんなときに観るか
普段の状態を観ないといけない
上記の項目で「一目見て占断するわけではない」ことをお伝えしました。
では、どんなときに観るのかを解説していきます。
友人や職場の人などは、ある程度の長い期間をかけて観ることができるでしょう。
しかし、揉めている相手や裁判になった相手など、そんなに頻繁に会うことはない人の場合はどこを観ればよいのでしょうか?
それは、できるだけ
普段の気を抜いている姿を観る
です。これがとても重要です。
しかも、相手があなたの存在に気が付いていない、気を抜いている状態で観ることが重要です。
もし相手があなを騙そうとしている場合、あなたに会うときは良い人間を演じます。
プロの詐欺師ですと、年単位の長期間演じることも可能なのです。
事例も交えて、普段の気を抜いている状態を観ることの重要性を解説していきます。
事例①-とある新聞記事の掲載内容
数年前に話題になった添田充啓の例です。
この人が良いか悪いかの話は今回は言及しません。
まずはこの新聞記事をご覧ください。
少し時間をとるので、この記事を読んで、率直な感想を教えてください。
冤罪がかけられているのですかね。
なんか、大変そうだなーって思います。
写真の感じも、疲れているというか、やつれているというか…
そうですね。
この記事からだとそういった印象を持つ人が多いでしょう。
観相学について取り上げているので、せっかくの機会なのでみなさんも率直な感想を教えてください。
面相、着ている服、ネクタイの色などを見てみてください。
新聞記事の切り抜きなので、新聞記事の内容もその人を特定できる根拠の一部になりますので、じっくり読んでみてください。
では、次にこちらをご覧ください
え…っ!?
同じ人ですか???
そうなんです。同じ人です。
この人の普段の姿がTwitterで暴露されていました。
新聞記事に映っている写真と、下の写真では、みなさんの思い描くイメージが違いませんでしたか?
観相師の私でも同じです。
ただの1枚の写真から読み取ることは不可能に近いのです。
新聞記事の写真ですので、写真もそこまで鮮明ではないです。服装もスーツですし、髪型や表情も、この一瞬の1枚だけなのです。
写真1枚だけで判別することはかなり難しいのです。
しかも、普段の状態の写真が1枚ならまだ良いですが、人前に出たり、どこかに掲載するためにイメージよく撮った写真1枚では、よほどの悪人相もない限り、判別はほぼ不可能です。
芸能人やタレントもこれに近いですね。
事例②-とあるプロレス団体で起こった出来事
私は、プロレスラーやプロレス関係者に知り合いが多いです。
とあるプロレス団体関係者から聞いたガチ実話を紹介します。
少し脱線気味の話ではありますが、詐欺トラブルなどの際に参考になるかもしれませんのでご紹介します。
その団体で地方でプロレス巡業をしていて、試合中に場外乱闘に巻き込まれた女性のお客さんがいました。
その巻き込み事故により「足を骨折した!」と後日プロレス団体に抗議の連絡をしてきたそうです。
弁護士を入れてかなりの金額を請求してきたそうです。
団体の社員数名がその女性の元へ謝罪しに行きました。
その女性側は「車いすで後遺症も残り、一生普通に歩くことができないので相当額が必要だ」と主張してきたそうなのです。
ですが、その社員らが見た女性の様子が怪しかったので、後日探偵を使ってその女性の普段の姿を調査してもらったところ、普通に歩いたり走ったりしていたそうです。
もちろんその様子も動画と写真にしっかり納めたそうです。
なるほど。
普段は何ともないけど、担当者が来る時だけ大げさにケガをした様子を装っていたのですね。
全部きっちり観られたら
上記で解説したように
・普段の様子
・人前での様子
を観ることができれば、だいぶ人間像が固まってくるでしょう。
時間がかかっても良いので、自分の中でその人が<OKな人><NGな人>なのかを見極めましょう。
まだ見極めらないうちに、お金の話とか、告白とかされたらどうしたらよいですか?
ある程度一緒にすごして仲は良い方だけど、まだ見極められてないくらいの段階が一番迷いそうです。
それは簡単です。
自分の中での見極め結果が出る前に
投資の話を持ち掛けられる
お金を貸してほしいと言われる
告白される
など、決断しなければいけないことを言われた場合
正解か不正解かまだ未定なのでNO!と言いましょう
NO!というのは全否定しているわけではなく、「まだ判断できないので保留」という意味での「NO」で良いのです。
ここで気を遣ったり、弱気になったりしてNOと言えない人が騙されたり、詐欺に遭ったりするのです。
特に日本人に多い傾向です。
まだ答えが出ていないのに流されてYes!と答えてしまいがちです。
そういったものに引っかからないように観相学を活用してください。
この「選択できる/できない」も観相学の実践勉強の一つです!
観相学を学習しても
改めて考えてみてほしいのですが、観相学に興味がある方・観相学を使えるようになりたいと思っている方。
なんのために観相学を身に付けるのでしょうか?
私のように「占い師」として活動したい方はむしろ少数かもしれません。
人を観る目を身に付けて騙されないようにして人生を豊かにしたい
と望んでいる人がほとんどではないでしょうか。
完璧に観相学を身に付けて実践できなければ意味が無くなってしまいます。
知識だけ身に付けても絵に描いた餅です。
私が精通しているマジックや心理学でも同じです。
知り合いのマジシャンの例
素晴らしいテクニックを持っているものの、極度に緊張しやすく、お客さんの前でパフォーマンスができない
心理学を知識だけ身に付けた人の例
「これは〇〇効果」「それは□□効果」など言うものの、実践での使用はできない
言うは易く行うは難し。
実践で使えないと意味がないのです。
観相学も同じです。
気が弱い人ですと、悪い輩だとわかっていてもお金を貸したり、投資話に乗ってしまう人がいるのです。
お金でなくても異性関係も同じです。
特に女性で多いのが、悪い男だと薄々気づいていながら、押しに弱く付き合ってしまうパターンです。
このパターン、占いの相談者さんにとても多いです。
観相学を実践で使用したいのであれば、しっかりと自分の意思を持ちましょう!