タロットカードの正体とその危険性
皆さんこんにちは、観相師けんけんです。このチャンネルはエンタメ寄りですので、内容を鵜呑みにしないようご注意ください。さて今回は、いわゆる「アホな書き込み」への対応として、タロットカードの正体を改めて解説します。
タロットカードはただの紙、つまりゴミ
まずはっきり言いましょう。タロットカードはただの紙、何の力もありません。絵が描いてあるだけのユニークな紙です。冷蔵庫やスマホがなければ困りますが、タロットがなくても誰も困りません。困るのは、それを商売にしている詐欺師だけ。
50年やってても嘘は嘘
「50年タロット占いをしています」という書き込みもありましたが、内容は全て嘘でした。「情報を取らずにタロットが問題点を教えてくれる」とのことですが、そんなことは一切ありません。タロットは統計学でも心理学でもなく、ランダムな紙引きゲームです。
科学的再現性ゼロの占い
タロット占いはカードの順番が毎回変わるため、再現性がなく科学的検証に耐えられません。同じ質問をしても結果が異なれば、そこに信頼性はありません。しかもカードの意味は曖昧で、誰にでも当てはまるような表現(バーナム効果)を利用しています。
「当たっているように感じる」心理トリック
タロットが当たっているように感じるのは、心理効果によるものです。特にコールドリーディングやバーナム効果が使われており、「あなたは時に外向的で、時に内向的ですね」といった曖昧な表現が誰にでも当てはまる仕組みになっています。
タロットの歴史は「占い」ではなく「遊戯」
元々、タロットカードはトランプの一種であり、占いとして使われるようになったのは後付けの話です。スピ的な意味や霊的解釈は、すべて後年になって誰かが勝手に付け加えたもの。科学的根拠はゼロです。
統計的・科学的根拠はない
占い師が「統計学」だの「経験則」だの言いますが、実際に有効な統計は存在しません。保険会社のような大量データを扱っていれば別ですが、誕生日や血液型から人の未来がわかるなどという根拠は皆無です。
オーブ(光の玉)も完全否定
「オーブを見たことがある」というコメントもありましたが、オーブは埃・水滴・虫・レンズフレア・センサーノイズなど、すべて物理現象で説明できます。科学的に一度も存在が立証されたことはありません。
悪魔の証明はバカの証明
「ないことを証明できるんですか?」という発言、これは悪魔の証明といって、論理的に破綻した主張です。証明責任は「ある」と言っている側にあるので、「オーブを見た」と言うなら、見た証拠を出すのがあなたの責任です。
まとめ:タロットカードは詐欺の温床
- 再現性・客観性・検証性なし
- 科学的根拠・統計的裏付けなし
- バーナム効果・コールドリーディングなどの心理操作
- 歴史的にも単なる遊戯カード
- スピビジネスに悪用される詐欺ツール
最後に
タロットカードに未来を託すのはやめましょう。ただの紙です。パワーストーンはただの石、タロットカードはただの紙。今日も本当にありがとうございました。あなたの防御力を高めるためにも、論理と思考を磨いていきましょう。
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