「週刊けんけんニュース(スピ編)ここまでバカなら逆にすげぇよ!」動画を投稿しました

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🌀週刊スピニュース第1回:現代スピリチュアルの闇を暴く!

本記事は、スピリチュアル業界に関する話題を取り上げるシリーズ「週刊スピニュース」の第1回です。 巷で流行している“癒し”や“開運”の裏に隠された危険性を、現場の声や読者投稿(通称:マカロン)を元に冷静に掘り下げていきます。

今回は、「都会を捨てて田舎へ」「波動と農業の融合」「気で癒す」といった一見オーガニックで意識の高そうな活動の裏に、カルト化の兆候が潜むケースを紹介します。 それではまず最初の話題から見ていきましょう。


① 令和のサティアン? スピ系農業コミューンの危うさ

今回のマカロン投稿では、地方移住とスピリチュアルを組み合わせた集団活動が、「令和のサティアン」のようになってきているという情報が寄せられました。

具体的には、霊能者を名乗る人物が拠点を地方に構え、ドテラ系のネットワークビジネスや自然農業と融合させた“カルト的共同体”を形成。 参加者たちは思想的に先鋭化していき、「自分たちこそが真理に目覚めた者」として社会からの孤立を深めているようです。

これは過去の宗教団体にも見られた典型的なパターンで、初期はヨガ団体や自然食品販売などを名乗りながら、やがて集団生活や閉鎖的なコミュニティへと発展。 チャールズ・マンソンやオウム真理教のように、思想に共鳴した者たちが「選民意識」に染まり、結果として過激な行動に出る危険すら孕んでいます。

こうした団体に共通するのは、いわゆる“普通の感覚”を持つ人間が寄りつかず、代わりに精神的に不安定な者や極端な思考を持つ者が引き寄せられていくこと。 そして外部社会から否定されればされるほど、「私たちは弾圧されている!神に選ばれた存在なのに!」と被害者意識を膨らませていく──。

過去の大事件を思い返せばわかるように、「ちょっと変な団体」は、時間をかけて「取り返しのつかない集団」に変貌します。 現代スピ界隈における“農業×スピ×共同体”という構図にも、十分な警戒が必要です。


② 早稲田大学で炎上!サイキック・リーディングを学園祭で披露

次のマカロンは、Ray Sala という人物に関するものです。彼女は「サイキック・リーディング・マスター」なる肩書きを持ち、「金澤今日子」名義で活動しているとのこと。

問題となったのは、早稲田大学の学園祭にて“霊の言葉”を学生たちの前で披露したという一件です。大学側がこのような疑似科学・オカルト色の強い人物を呼んだことに対し、炎上が発生しました。

いくら学園祭とはいえ、名門大学が「霊との対話」という荒唐無稽な演出を公認したという事実には、大きな疑問が残ります。 スピリチュアルの影響は、知性の象徴とされる場所にも静かに浸透しているようです。


③ 奇跡のもっちー一派の真相とは?

続いての話題は、「奇跡のもっちー」と呼ばれる人物と、そのスピ仲間たちに関する報告です。

投稿者によれば、もっちーは当初「ネタ枠」かと思っていたものの、動画内で「治癒がどうこう」などと発言しており、本気でスピビジネスに邁進している様子。

加えて、もっちーと行動を共にしていたワンネスyurie氏など、同じくスピリチュアルを商材とする仲間たちが、現在はそれぞれ独立し、除霊やパワーストーン販売などに従事しているとのこと。

こうしたグループ内での“分派・独立”は、スピ業界では非常に多く見られる現象で、共通するのは「最初に教えた親玉がいる」という構図です。 現在のスピビジネスは、かつての“仲間”同士が顧客を奪い合い、より過激で奇抜な商品や演出を競い合う状態になっているようです。


④ ソルフェジオ周波数と“高次元”ビジネスの怪

スピ業界で近年特に増えているのが、「◯Hzの音がDNAを修復する」「脳機能をリセットできる」などと謳う“ソルフェジオ周波数”ビジネスです。

今回寄せられた投稿では、963Hz=高次元、285Hz=DNA修復などという根拠不明の主張が多数見られ、「もはや詐欺師のワード生成能力に屈服しそう」との声も。

問題なのは、こうした言葉がいかにも“科学的に見える”点です。物理学や量子力学などのワードを取り込み、オカルト臭を巧妙に隠しているため、騙される人も後を絶ちません。

音が聞こえる→心地よい→だから効果がある、という飛躍した論理は、思考停止を招く典型です。 「次元」「リセット」「アセンション」などの用語が出た時点で、即座に疑ってかかるべきでしょう。


⑤ 香港の航空便が減便…原因は“地震予言”?

一見スピとは無関係に思えるこの話題。しかし、香港と日本の定期航空便が減便された理由を追っていくと、意外な事実が明らかになりました。

ある投稿によれば、減便の背景には「7月に日本で大地震が起こる」という予言が香港中華圏で拡散された影響があるとのこと。 この噂を信じた人々が渡航を控え、航空会社の売上に実際の影響が出ているというのです。

予言やスピリチュアル発言が、こうして経済にまで波及する事例は稀ではありません。虚偽の情報を信じた人々の「行動」が企業の経営判断を動かし、損失に繋がっている現実──。

いよいよ、予言ビジネスが「単なる娯楽」では済まされなくなってきています。

⑥ Twitterのまきさん“1000万円チャレンジ”の落とし穴──検証は誰がする?

Twitter上で話題となったまきさんの「1000万円チャレンジ」。霊能力や超常現象を証明できたら賞金1000万円、というこの企画は、元ネタがアメリカの有名マジシャン、ジェームズ・ランディ氏による「サイキックチャレンジ」です。

ランディ氏は厳格な検証体制を整え、挑戦者のトリックを完全に暴いてきました。しかし、その背景にはプロのマジシャンたちによる検証協力が不可欠でした。

スピリチュアルな主張は、手品や心理トリックで再現できるものも多く、「本物かどうかを見抜く」には相応の専門知識と経験が必要です。 そのため、軽々しく一般人がこのチャレンジを真似するのは危険であり、デバンカー(見破る側)がしっかりしていないと逆に“偽物”を信じ込む可能性もあるのです。


⑦ 稼げる“タロット占い講座”は詐欺か?

「プロになって稼げる!」と謳うタロット占い講座が、マカロンで報告されました。提供者は“ミクリ”という人物で、サウンドヒーリングや科学的根拠を謳うなど、いかにも信憑性がありそうな売り文句で集客しているようです。

しかし、このようなビジネスの核心は「占いが当たるかどうか」ではなく、「占いをする側としてお金を稼げる」という点にあります。 いわば、スピリチュアル版の情報商材といっても過言ではありません。

こうした商法は、占いの信憑性とは無関係に“自分も騙す側に回れ”と誘導する構造を持っています。 受講者が「稼げるから」と倫理感を麻痺させていく危険な仕組みです。


⑧ 予言で航空業界に実害?──地震デマと減便の相関

先の⑤でも触れた地震予言の続報です。マキロン氏によると、中国本土でも7月の大地震予言がSNSを通じて拡散され、実際に香港便の減便が決定されたとのこと。

こうしたデマが影響した結果、香港〜仙台・徳島間のフライトは5月13日から10月25日まで、それぞれ1往復ずつ削減されるという具体的な変化が起きています。

この件は“風評被害”の域を超え、完全に「営業妨害」に該当するといってもよいでしょう。 企業が民事訴訟に動けば、こうしたデマ拡散者にも法的責任が問われる時代が来るかもしれません。


⑨ スピ系“予言者”の正体は詐欺の常習犯だった

4月26日の東京地震を「絶対に起きる」と予言していた人物──その名は“金城保”氏。 この人物が予言を外しただけではなく、過去にリフォーム詐欺で逮捕・行政処分を受けていたことが発覚しました。

消費者庁の公式ページにも掲載されている情報であり、信頼性は極めて高いです。 彼は過去に屋号や名義を複数回変えながら、悪質な訪問販売詐欺を繰り返していたとのこと。

スピ業界では“霊能力者”に転身することで、逮捕リスクを回避しようとする動きも少なくありません。 「スピリチュアルなら捕まりにくい」──そんな発想で霊能者を名乗る者には、特に注意が必要です。


⑩コメント主”サスケスケ参上”スペシャル 「優しい詐欺師」の幻想──“信じたい人”の心理構造

金城氏に関する反応で、特に印象的だったのが「彼は真面目で優しい人だから、詐欺師のはずがない」という”サスケスケ参上”の擁護コメントでした。

これは、典型的な“信じたい人間のバイアス”が発動した例です。 事実として、彼は詐欺で行政処分を受け、新聞にも掲載された容疑者でした。にもかかわらず、“信じていた自分”を否定したくないために、論点をずらして弁護するのです。

こうした心理を「バックファイア効果」と呼びます。詐欺師は、この人間心理を巧みに突いてきます。 「自分は見抜けている」「この人だけは違う」──その油断が、あなたを騙される側に引き込む第一歩となるのです。

🧠 まとめ──“信じたい”気持ちがあなたを騙す

今回の週刊スピニュースでは、スピリチュアル界隈の新たな動きや、実害をもたらす予言、霊能者を名乗る詐欺師たちの実態を取り上げました。

共通しているのは、「信じたい」「助けてほしい」「何かにすがりたい」という人間の心理が、悪意ある人間のビジネスチャンスに利用されているという点です。

本記事で紹介した内容は、すべて実在する人物・団体・事象に基づいています。冗談や過剰表現に見える部分もあるかもしれませんが、それすらも「警戒喚起のための演出」であることをご理解ください。

スピリチュアルや占いの世界に足を踏み入れること自体を否定するものではありません。 しかし、「高額請求」「科学的根拠のない言説」「検証不能な主張」を前にしたときには、一度立ち止まり、“事実”と“思い込み”を分けて考える冷静さを持つことが何より大切です。

不安定な時代だからこそ、正しい情報と、健全な懐疑心を持ちましょう。

次回も「騙されないための知識」をお届けします。ご意見・ご感想・取り上げてほしい話題は、ぜひマカロンからお寄せください。

あなたの“思考の防御力”を高めること──それが、私たちの最大の目的です。


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