「「何も言っていないの当てられました!」はこれですからww」動画を投稿しました

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お前は本物と偽物を見分けられる知識が、まだ備わっていない

スピリチュアル批判シリーズ第一回

はじめに

「うわ、すごっ!
見てないのにどういうこと?
ありがとうございます〜。」

みんなを不幸にするもの──それはスピリチュアル。

占い師けんけんTVへようこそ。占い師と名乗ってますが、実は占い師ではなく「観相師」のけんけんです。このチャンネルはエンタメですから、動画の内容をまるまる信じないように注意してください。

本シリーズの概要

本日から新シリーズが始まります。題して──

「お前は本物と偽物を見分けられる知識が、まだ備わっていない」

今回はマカロンなしでいきますので、今日も最後までお付き合いください。

本日の項目

  1. 力を持つ
  2. 本物と偽物
  3. テストをしてみましょう
  4. 勉強してください

項目1:力を持つ

これまでこのメインチャンネルでは、霊媒師や霊能者、超能力者と名乗る詐欺師たちの動画を数多くアップしてきました。下ヨシ子、木村藤子、宜保愛子、江原啓之などがその例です。

彼らが語る内容は、100%嘘──つまりガチガチのペテンです。はっきり、そして確実に申し上げます。「霊視」や「未来予知」などの力は、存在しません。これだけは確実です。

まず、軽めにその根拠を説明します。

霊媒師や霊能者、超能力者が行う霊視や未来予知が、すべて100%インチキであると断言できる理由は、非常に明確です。

まず、科学的検証に一度たりとも耐えたことがありません。霊視能力や未来予知能力というものは、これまで世界中で数十年にわたって行われてきた超能力の実験・調査において、再現性のある結果が一切得られていないのです。

科学的とは、第三者が同じ条件で同じ結果を確認できること。ところが霊能や超能力といった主張は、常にこの再現性に欠け、信頼性ゼロであるため、科学として認められません。

さらに、霊視や予知の多くは極めて曖昧で、一般的な表現が使われています。

例えば、「あなたの周囲に危険が迫っています」「大きな変化が起こります」といった発言は、誰にでも当てはまる可能性があるため、後から「当たった」と解釈しやすい仕組みになっています。

これは「バーナム効果」と呼ばれる心理現象で、誰もが自分に当てはまると思ってしまうような曖昧な表現によって、あたかも的中しているかのように錯覚させるテクニックです。

つまり、霊媒師や霊能者たちは、科学的な能力ではなく心理操作によって人々を騙しているに過ぎません。

また、未来予知を自称する者たちの予言が、本当に一貫して正確だった試しもありません。

仮に、たまたま似たような出来事が起きたとしても、それは統計的に考えて「偶然の範囲内」であり、予知能力の証拠にはなりません。

本当に未来を正確に予知できるのであれば、宝くじの番号を常に当てたり、株式市場の暴落や暴騰を事前に正確に予告し、世界的な経済的大成功を収めているはずです。

しかし、霊能者や超能力者がそうした具体的な成果を継続的に出している例は、一切存在しません。これも、彼らの主張が虚偽であることを強く示しています。

さらに、「霊視において死者と会話できる」と主張する霊媒師たちも、いかなる検証においても証明できていません。

もし本当に死者と交信できるのであれば、失われた機密情報の発見や行方不明者の正確な捜索など、社会的に極めて重要な役割を果たせるはずです。

しかし、そういった場面で霊能者が公式に役立ったという記録も皆無です。これにより、彼らの能力が存在せず、単なる作り話や演技に過ぎないことが明らかになります。

結論として──霊媒者や霊能者、超能力者が行う「霊視」や「未来予知」は、科学的検証に耐えない、心理効果に依存した単なる詐欺的行為であり、100%インチキであると断言できます。

真実を求めるのであれば、こうした虚偽に惑わされることなく、冷静な思考と科学的な視点を持ち続けることが何より重要です。

項目2:本物と偽物

これだけ動画をアップしているにもかかわらず、くだらない書き込みをしてくる人間がいます。ちょうどこの間、バカコメントがあったので引用させていただきましょう。

今から10年以上前の学生時代、友人数人で有名な占いやユタと呼ばれる方々のところに遊び半分で行っていた時期がありました。そして現在、驚くことにその中のある1人の占い師さんの言っていた未来がドンピシャで当てはまっています。あの頃は皆、どこか他人事の未来のように聞いていましたが、今思うと驚きです。覇のあるライオンズマンションでやっていました。料金も1000円と安かったです。何も話さなくても『あなたが聞きたいことはこれとこれとこれね』と紙に書き出して、それについて淡々と話していました。誰にも話していない家庭の事情なども言い当てられ、怖くて泣いたのを覚えています。

はい、これを書き込んだ人間、そして「いいね」を押している6名は完全なドアホです。知識が恐ろしくないと言わざるを得ませんね。

要するに、とある1人の占いを「本物」と断定している文章ですが、それは圧倒的に知識が足りていないだけです。僕らマジシャンやデバンカーが読めば、何ひとつ驚くことはありませんし、「下手くそなリーディングをやってるな」と思うだけです。

本気で恥ずかしいので、こういうのを書き込むのはやめてください。あなたの無知をネット上にさらけ出しているだけですよ。

僕がデバンカーだと名乗っているにもかかわらず、「◯◯さんは本物です」「何々を当てられました」といったコメントを書き込んでくる人がいます。恥ずかしげもなく。

それは非常に愚かで傲慢な行為です。大谷翔平選手に「こうやってボールを投げるんですよ」と言うようなもの。クリスティアーノ・ロナウドに「シュートの打ち方間違ってますよ」と解説するようなものです。

霊媒師・霊能者・占い師などのリーディングに対して、「◯◯さんは本物でした」「何も知らないのに当てられました」「未来がばっちり当たりました」と無邪気に感動し、その人物を賞賛する人たちがいます。ですが、こうした反応をしてしまう人間は、根本的に知識量が圧倒的に足りていません。

そもそも「誰が本物で誰が偽物か」を判別できるだけの基礎能力がないということを、厳しく認識しなければなりません。

言い換えれば、土俵にすら立てていないのに、「本物」だの「偽物」だのと評価を下すこと自体が、極めて滑稽であり、危険です。

項目3:テストをしてみましょう

デバンカーや懐疑主義者にマジシャンが多い理由は、彼らが人間の錯覚や誤認識を熟知しているからです。そして、勉強してきたことにより“種”を知っています。

マジシャンは手品やイリュージョンを通じて、観客が本物と信じ込むほど精巧な偽の現象を作り出す技術を持っています。そのため、奇跡的に見える出来事も、トリックや心理操作で簡単に演出できることを深く理解しているのです。

この知識があるからこそ、超常現象や霊能力の主張にも冷静に疑いの目を向けられるのです。

本物か偽物かを語るには、まず「マジックの種」を見破る力が必要です。

もし手品師が自分の演技を「霊能力」や「超能力」と偽って披露した場合、それを本当に超常現象だと信じてしまう人は、物事を見抜くための基礎的な能力が欠如していると言えます。

手品とはすべて、人間の錯覚や注意力の限界をついたトリックに過ぎません。それを理解していれば、不思議に見える現象も合理的に説明できるはずです。

にもかかわらず、知識や批判的思考力が不足している人は、演出を「真実」と取り違え、現実だと錯覚してしまうのです。

ではここで、僕の友人であるマジシャンのあつし君に「霊能者のふり」をして、霊視で当てるという実験的な動画を撮ってみました。これをまずはご覧ください。

(動画でのやりとりの要約)※詳細は動画をご視聴ください

  • 参加者に嫌いな食べ物や苦手なものを書いてもらい、それを伏せて提出。
  • ア君が「魂の波動を感じる」といって観察し、誰がどれを書いたかを的中。
  • 演出として「嫌なことはビリビリに破って捨てることで魂が正常に戻る」と説く。

──というように、あつし君が行った現象は全てマジックであり、心理操作と観察力の応用に過ぎません。

つまり、これを見てもなお「◯◯さんは本物の霊能者です!」と言うのであれば、その人には本物か偽物かを判断する知識や力がない、ということになります。

項目4:勉強してください

今回の動画ですが、あつし君は普段マジシャンですので、あんな喋り方などはしません。最後は「紙をビリビリと破ることで幸せになれる」という本物風セミナーのように仕上げてくれました。

あつし君は大阪・北新地のマジックバー「くすめっと」で毎日営業しております。もし皆さまが訪ねたら、今回のような現象を実演してくれます。

もちろん、霊媒師風の話し方などはこの動画のための演出であり、実際には全く違うスタイルです。視聴者の方からお客様役を選びましたが、仕込み(サクラ)ではなく、普段と同じ営業スタイルで撮影しています。

僕らはマジシャンですから種明かしはしません。ただし、バーに来ていただければ、ヒントや、どう勉強すればよいかは教えてくれます。

パッとトリックの種を教えるよりも、何度も同じ現象を見て、自分で考え、答えにたどり着くことで、騙されにくい人間になり、防御力がアップします。

マジックや詐欺師のトリックを学ぶことは、単なる娯楽ではなく、人生において非常に実用的な価値を持つ行為です。なぜなら、それは「人がいかにして錯覚し、騙されるか」という心理メカニズムの応用だからです。

マジックや詐欺の手法を理解することで、人は自分自身がどのような状況で錯覚しやすいのか、どのような言葉や演出に弱いかを冷静に認識できるようになります。

つまり、他人から意図的に誤認させられそうな場面で、即座に「これは操作されているのではないか」と疑問を持てるようになるのです。

また、詐欺や悪質商法の多くは、基本的に人間の「思い込み」「焦り」「欲望」を巧みに突いてきます。マジックのトリックも同じ構造を持っているため、これらを知ることは、詐欺だけでなく、日常生活のあらゆる場面で冷静な判断を下すための土台となります。

騙されにくい人間になるためには、知識だけでなく、「実際に騙す技術」を学び、その構造を理解することが不可欠なのです。

だからこそ、マジックや詐欺のトリックを勉強することは、非常に有意義で現実的な自己防衛手段になると強く提言できます。

当チャンネルでもショップでレクチャーノートを販売しております。ぜひ、そういった教材を通じて、トラストリテラシーを高めていきましょう。

本日もご視聴ありがとうございました。
防御力を高めたい方のために、デバンカーによるレクチャーノートも販売しております。いつでもマカロンで動画のリクエストをお待ちしております。

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